从邮票里感受日本传统和食文化

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男)は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」について、その社会性、機能性、地域性などを題材としたシリーズの第2弾として、特殊切手「和の食文化シリーズ 第2集」を発行します。

“和食”被联合国教科文组织列为非物质文化遗产后,日本邮便株式会社决定发行第二套关于“和食”的特殊邮票,以“和食”的社会性、功能性、地域性等为题材。


今回は、「年中行事」をテーマとしています。「年中行事」をテーマに食文化を紹介しています。

此次以“年中行事(每年定例的活动或仪式)”为主题。以下将以“年中行事”为主题,介绍一下日本的饮食文化。


(1)正月(鏡餅)

   新年(镜饼)

鏡餅は、新年の神様「年神様」の神霊が宿る依代とされます。新たに迎える一年間の無病息災を祈り、鏡開き(1月11日)まで、床の間などに飾ります。お供えした後は、お雑煮に調理して、年神様の魂をいただきます。ちなみにお飾りの橙(だいだい)には、「代々繁栄が続きますように」との願いが込められています。

人们认为新年的神“年神”将会附身于镜饼(かがみもち)之中,人们祈求在即将迎来的新的一年中无病无灾,于是把镜饼装饰在壁龛里供奉,直到开镜饼日(1月11日)。供奉结束后用来煮年糕汤,把代表着“年神的魂”的镜饼摄入体内。此外,镜饼上装饰的酸橙寓意着人们祈求“世世代代持续繁荣”的心愿。 


(2)正月2(おせち)

新年2(节日食物)

元旦や五節句などの宮中行事で行われた宴会「節会(せちえ)」の食事に由来します。神様にお供えした料理「御節供(おせちく)」を省略し、「御節(おせち)」と称すようになりました。おせちの定番食材「伊達巻」「栗きんとん」「数の子」「黒豆」「かまぼこ」「昆布巻」「ブリ」「ごまめ」などには、それぞれに意味が込められ、願いを託していただくお正月の楽しみとなっています。

“おせち(节日食物)”来源于元旦和五节句(日本古时一年中五个节日的总称)等宫廷仪式上举行的宴会即“节会”的食物。供奉神的料理“御节供”省略后简称为“御节(おせち)”。“御节(おせち)的经典食材“伊达卷”“板栗团子”“干青鱼子”“黑豆”“鱼糕”“海带卷”“鰤鱼(潮汕俗名:油甘)”“沙丁鱼干”等各自都有其寓意,寄托了人们的愿望,是正月里大家很期待的食物。


(3)節分(豆と柊鰯(ひいらぎいわし))2月3日

   节分(黄豆和刺桂沙丁鱼)2月3日

節分には縁起を担ぎ、炒(い)った豆を用います。というのも、拾い忘れた豆から目が出ることは、縁起が悪いとされるからです。さらに自分の年齢の数だけ豆を食べることで、健康に過ごせる一年を願います。いっぽう柊鰯は、魔除けのおまじないです。「鬼」が苦手な「鰯」の頭とトゲトゲした「柊」を「門守(かどもり)」として玄関先に飾り、邪気を払います。

节分时讲究吉利,要准备炒好的黄豆。(撒豆后还要捡起撒落的豆子)据说如果忘记捡拾豆子的话,好运就会溜走。人们吃下与自己年龄相同数量的豆子,便能保佑新年身体健康。另一方面柊树沙丁鱼是避邪的符咒,把“鬼”最怕的“鰯”的头和带刺的“柊”树枝作为“门守”(用柊树枝刺穿沙丁鱼的头部(即柊鰯))装饰在大门口,(吓跑恶鬼)用来辟邪。


(4)ひな祭り(流しひなとひなあられ)3月3日

   女孩节(流放雏人偶和糖米糕)3月3日

流しひなは現在のひな祭りの原型とされる風習で、その端緒は平安時代にまで遡るとされます。男女一対の人形に穢れや災厄を移し、川に流す伝統儀式であり、女子の健やかな成長を願う行事として継承されてきました。またひな祭りにかかせないのが、ひなあられや菱餅などのひな菓子。カラフルなその彩りには、生命・健康(赤)、魔除け(緑)、清浄(白)という意味が込められています。

女孩节的原型——流放雏人偶是一种古老的风俗习惯,最早要追溯到平安时代。将携带污秽和灾祸的一对男女人偶放入河中,任其漂游远去,以祈求女孩健康茁壮地成长。该传统仪式一直被继承下来直至今日。另外,女孩节不可缺少的就是糖米糕、菱饼之类的女孩节点心,其色彩艳丽的着色中包含着这样的含义:生命・健康(红)、辟邪(绿)、洁净(白)。


(5)花見(桜餅と桜)

  赏花(樱饼和樱花)

かつて日本人は年に3回の花見(梅見・桃見・観桜)を楽しんだとされます。なかでも観桜は、今も昔もお気に入りのお弁当を持参し、気心の知れた仲間たちと交流を深め合う楽しい時間です。

また春の和菓子として人気の高い桜餅も、季節を存分に味わうことのできる一品。向島・長命寺の門番だった山本新六が、隅田川の土手の桜葉を利用し、編み出したのが始まりとされています。

过去日本人每年会进行三次赏花活动(赏梅花・赏桃花・赏樱花)。在观赏樱花时,不论过去还是现在都会带着喜欢的便当,与性情相投的朋友们互相加深交流度过一段愉快时光。

此外,人气很高的樱饼作为春天的“和果子”,也是可以尽情地品味季节的一种食品。据说这是由曾经做过向岛・长命寺门卫的山本新六,利用隅田川河堤的樱花树叶发明出来的东西。


(6)端午の節句(ちまきと兜)5月5日

端午节(粽子和头盔)5月5日

奈良時代から伝わる菖蒲の節句。力強い兜からも連想されるように、後に菖蒲と尚武をかけ、男子の成長や立身出世を願う年中行事へと変化しました。

また端午の節句に欠かせないちまきは、紀元前4世紀、水の中に身を投じ、自ら命を絶った楚の詩人・屈原(くつげん)の死を悼んだ人びとによって、供物として考え出されました。なお5月5日は屈原の命日とされ、今に伝えられます。

端午节是自奈良时代流传下来的菖蒲节日,后来人们将菖蒲和尚武联系起来(日语中发音相同),从强有力的头盔也能联想出来,端午节逐渐演变成祈求男孩的成长和出人头地的节日。

另外端午节不可缺少的食物就是粽子,为了纪念公元前4世纪投水自尽的楚国诗人屈原,人们用粽子作为祭祀供品悼念他的离去。5月5日被认为是屈原的忌辰,流传至今。


(7)七夕(そうめんと七夕飾り)7月7日

   七夕节(挂面和七夕装饰)7月7日

七夕は、年に一度、天の川を挟んで、織姫と彦星が出会う日です。その名は、「棚機女(たなばため)」が仕立てた織物を神に供え、秋の豊作を願う行事「棚機(たなばた)」に由来します。七夕に欠かせないそうめんの原型に当たる「索餅(さくべい)」は、平安時代より疫病の罹患を防ぐための七夕の供物でした。江戸時代になり、女性たちは裁縫や書字の上達を願い、短冊をしたためるようになったとされます。

七夕是织女和牛郎隔着银河一年一次相会的日子,其名称来源于日本古代“棚机女(tanabatame)”缝制织品供奉给神灵,用来祈求秋天丰收的仪式“棚机(tanabata)”。七夕不可缺少的食物——挂面,它的原型“索饼”是平安时代为了防范罹患瘟疫的七夕供品。据说到了江户时代,变成了女性们在长条诗笺书写愿望,以祈求裁衣和书法的进步。


(8)月見(月見団子と月)

   赏月(赏月团子和月亮)

月見の歴史は、古代中国より伝来し、平安貴族の世界で好まれた「月見の宴」にさかのぼることができます。やがて満月は豊穣のシンボルとされ、月見団子や初収穫の里芋と栗を供え、豊作を祈願しながら月を眺める習慣が、江戸時代頃に定着しました。なお月見に欠かせないすすきは、稲を模したともいわれています。

赏月的历史来自于古代中国,可以追溯到平安时代贵族阶层所喜爱的“月见之宴”。不久后满月被认为是五谷丰登的象征,人们供奉赏月团子、刚收获的芋头和板栗,一边祈求丰收一边眺望着月亮,这个习惯在江户时代确立起来。另外,赏月时不可缺少的芒草代表着水稻。


(9)重陽の節句(菊酒と着せ綿)9月9日

重阳节(菊花酒和穿上丝绵)9月9日

重陽の着せ綿は、平安時代の『源氏物語』にも登場する古くからの伝統風習です。8日の夜に真綿で菊の花を覆い、翌朝朝露で湿り、菊の香りが移った真綿を顔や身体にあてがうことで、若さが保てると信じられてきました。また菊は不老長寿を象徴する花。古来菊花を浮かべた酒を味わい、長命を祈る大切な日ともされてきました。そのため重陽の節句は、別名菊の節句と呼ばれています。

重阳节要穿丝绵衣服,这是在平安时代的《源氏物语》中就曾登场过的传统风俗习惯。8日晚上用丝绵裹着菊花,放在室外让第二天早上的朝露浸湿,这样丝绵就沾染了菊花的香气。人们相信把这样的丝绵紧靠脸和身体,就能够常保年轻。另外菊花是一种象征着长生不老的花,在这一天人们要品味漂浮着菊花的酒,以祈求长命百岁。因此重阳节的别名也叫“菊花节”。


(10)冬至(南瓜の煮物と柚子)12月22日頃

   冬至(煮南瓜与吃柚子)12月22日左右

冬至は一年のうちで最も日照時間が短くなる日です。別名「一陽来復」とも称され、この日を起点に太陽が再びエネルギーを貯え始め、すべての運が上向きになり始めると考えられてきました。さて、その「一陽来復」を呼び込むための食材が南瓜と柚子です。栄養満点の南瓜で英気を養い、香りが強い厄除け食材・柚子のお風呂で邪気を払います。

冬至是一年中日照时间最短的一天,别名为“一阳来复”,以这一天为起点太阳开始再次积蓄能量,因而自古以来人们就认为这一天开始所有的运势都会上升。此外,人们认为能够招来这种“一阳来复”的食材是南瓜和柚子。营养满分的南瓜可以使人养精蓄锐,具有浓郁香气的消灾食材・柚子泡澡则可以除邪气。

快加入我们,pick一款适合你的外语吧~

©著作权归作者所有,转载或内容合作请联系作者
  • 序言:七十年代末,一起剥皮案震惊了整个滨河市,随后出现的几起案子,更是在滨河造成了极大的恐慌,老刑警刘岩,带你破解...
    沈念sama阅读 214,172评论 6 493
  • 序言:滨河连续发生了三起死亡事件,死亡现场离奇诡异,居然都是意外死亡,警方通过查阅死者的电脑和手机,发现死者居然都...
    沈念sama阅读 91,346评论 3 389
  • 文/潘晓璐 我一进店门,熙熙楼的掌柜王于贵愁眉苦脸地迎上来,“玉大人,你说我怎么就摊上这事。” “怎么了?”我有些...
    开封第一讲书人阅读 159,788评论 0 349
  • 文/不坏的土叔 我叫张陵,是天一观的道长。 经常有香客问我,道长,这世上最难降的妖魔是什么? 我笑而不...
    开封第一讲书人阅读 57,299评论 1 288
  • 正文 为了忘掉前任,我火速办了婚礼,结果婚礼上,老公的妹妹穿的比我还像新娘。我一直安慰自己,他们只是感情好,可当我...
    茶点故事阅读 66,409评论 6 386
  • 文/花漫 我一把揭开白布。 她就那样静静地躺着,像睡着了一般。 火红的嫁衣衬着肌肤如雪。 梳的纹丝不乱的头发上,一...
    开封第一讲书人阅读 50,467评论 1 292
  • 那天,我揣着相机与录音,去河边找鬼。 笑死,一个胖子当着我的面吹牛,可吹牛的内容都是我干的。 我是一名探鬼主播,决...
    沈念sama阅读 39,476评论 3 412
  • 文/苍兰香墨 我猛地睁开眼,长吁一口气:“原来是场噩梦啊……” “哼!你这毒妇竟也来了?” 一声冷哼从身侧响起,我...
    开封第一讲书人阅读 38,262评论 0 269
  • 序言:老挝万荣一对情侣失踪,失踪者是张志新(化名)和其女友刘颖,没想到半个月后,有当地人在树林里发现了一具尸体,经...
    沈念sama阅读 44,699评论 1 307
  • 正文 独居荒郊野岭守林人离奇死亡,尸身上长有42处带血的脓包…… 初始之章·张勋 以下内容为张勋视角 年9月15日...
    茶点故事阅读 36,994评论 2 328
  • 正文 我和宋清朗相恋三年,在试婚纱的时候发现自己被绿了。 大学时的朋友给我发了我未婚夫和他白月光在一起吃饭的照片。...
    茶点故事阅读 39,167评论 1 343
  • 序言:一个原本活蹦乱跳的男人离奇死亡,死状恐怖,灵堂内的尸体忽然破棺而出,到底是诈尸还是另有隐情,我是刑警宁泽,带...
    沈念sama阅读 34,827评论 4 337
  • 正文 年R本政府宣布,位于F岛的核电站,受9级特大地震影响,放射性物质发生泄漏。R本人自食恶果不足惜,却给世界环境...
    茶点故事阅读 40,499评论 3 322
  • 文/蒙蒙 一、第九天 我趴在偏房一处隐蔽的房顶上张望。 院中可真热闹,春花似锦、人声如沸。这庄子的主人今日做“春日...
    开封第一讲书人阅读 31,149评论 0 21
  • 文/苍兰香墨 我抬头看了看天上的太阳。三九已至,却和暖如春,着一层夹袄步出监牢的瞬间,已是汗流浃背。 一阵脚步声响...
    开封第一讲书人阅读 32,387评论 1 267
  • 我被黑心中介骗来泰国打工, 没想到刚下飞机就差点儿被人妖公主榨干…… 1. 我叫王不留,地道东北人。 一个月前我还...
    沈念sama阅读 47,028评论 2 365
  • 正文 我出身青楼,却偏偏与公主长得像,于是被迫代替她去往敌国和亲。 传闻我的和亲对象是个残疾皇子,可洞房花烛夜当晚...
    茶点故事阅读 44,055评论 2 352