なお、仮眠をとるときは本格的に横にならなくても、机にうつぶせになる、イスに寄りかかるなど、首が固定できるラクな体勢がとれれば大丈夫です。できる範囲で計画的に仮眠を取り入れることで、睡眠負債を解消し、日中のパフォーマンスを上げることができます。
忙しすぎて平日は慢性的な睡眠不足、休日は昼まで寝ている……という人は要注意。体内時計のリズムを崩してしまい、睡眠の質が下がってしまいます。
休日にいつも通り目を覚ました場合と朝寝坊をした場合の、翌週の眠気度や疲労度を比較したものですが、休日に朝寝坊をすると、体内時計のリズムが崩れ、翌週まで眠気や疲労感を持ち越してしまうことがわかります。ブルーマンデーという言葉がありますが、月曜日に体調不良で仕事を休む人が多いのは、休日にリズムを崩しやすいことも原因のひとつとして考えられます。