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「LINEを機内モードで確認する人」が増えているらしい / 実際にやっている人に話を聞いてみた
设为飞行模式才打开LINE的人越来越多/本文采访了这些人的出发点
今や我々の生活に欠かせないチャットアプリ、LINE。LINEが浸透して以来、スマホでメールをする人は激減し、通話さえもLINEで済ませてしまう人も多いことだろう。その最大の特徴は “既読” が付くことで、「既読スルー」なんて言葉も完全に定着した。
時に「既読になったのに返信がない!」などと揉め事の原因になってしまう既読機能だが、どうやら世の中には「絶対に既読を付けたくない人」もいるようだ。なんと既読にしないため『LINEは機内モードで確認する』という人も増えているようだから驚くしかない。
LINE,现如今我们的生活里,不可或缺的聊天APP(译者注:日本的LINE相当于国内的微信)。从LINE渗透到生活中开始,用邮件交流的人数大量减少(译者注:日本的邮件交流有点像国内的短信、飞信),用LINE语音通话代替打电话的人数也开始上升。LINE最大的特点,就是它的「已读」功能,由此衍生了「已读不回」这样的新词汇。
有时候,「明明都已读了为什么不回消息!」这种想法,很容易成为争执的理由。「绝对不想有已读功能」,抱有这种想法的人也是有的。这也就不难理解,为了不让对方看见自己「已读」而打开飞行模式再读LINE的人数一直在增加。
・既読にしたくない理由
不想「已读」的理由
そもそもLINEにはなぜ既読機能があるのだろう? 一説によると2011年に起きた東日本大震災の折に「安否がわからない人が、読んだかどうかだけでも確認できないか?」と考え開発されたという。つまり、“生存確認”が既読機能誕生のきっかけだったようだ。
究竟是为什么,LINE要加入「已读」功能呢?有一种说法是2011年东日本大地震的时候,希望可以通过消息是否已读来确认对方是否安好,才开发了这个功能。也即是说,已读功能是基于「生存确认」而开发的。
それはさておき、基本的には便利な既読機能だが、中には「わずらわしい」と感じている人もいるようで、極端な人になると「既読にしたら負け」とさえ考えているらしい。今回は既読にしないため、LINEを機内モードで確認するAさん(20代男性)に話を聞いてみることにした。
除此之外,已读功能本身也是很方便的存在。当然,也会有人多人因此有了负担。极端点来说,这群人觉得「已读你就输了」。为了下次不让对方发现「已读」,A先生(20岁左右的男性)设了飞行模式才会打开LINE。
──なぜ既読を付けたくないのでしょうか?
——为什么不想让对方看见已读?
「いや、誤解があります。既読を付けたくないとかではないんですが、既読にしたらすぐ返事を返さなきゃいけないじゃないですか?ちょっと返事を考える時間が欲しくて、LINEは機内モードで確認してます」
「不是的,我不是不想让对方看见已读标签,但是既然我看了消息就不能不马上回复了对吧?在回复之前我想稍微再思考下,所以就设了飞行模式。」
──すぐに返事を返さなくてもいいのではないでしょうか?
——不马上回复其实也是可以的吧?
「そうなんですけど、やっぱりすぐに返ってきた方が気持ちいいじゃないですか。あと、すぐに既読にするとがっついているというか、負けた感じがしちゃうんですよね」
「是这么说没错,但还是立即回复看上去会比较好吧。还有,如果对方消息一发过来,立即看到我‘已读’了,就觉得好像是自己输了一样。」
──うーむ。例えばLINEの相手が彼女や家族、親しい友達でも機内モードで確認するのでしょうか?
——如果聊天对象是女朋友、家人、很好的朋友的话,你也会开飞行模式吗?
「彼女のLINEこそ100パーセント機内モードですね。今さら彼女に良いように見られたいとかは無いんですが、リアクションのしようがない画像とかあるじゃないですか? 例えば今日食べたランチの写真とか。だから返信を考えるための時間稼ぎがしたいんです」
「和女朋友聊天是百分百一定会开飞行的。虽然现在不会再努力想让女朋友看到自己好的一面,但是有时候不是会有些不知道怎么回的图片吗?比如,今天吃的午饭的照片。所以我想争取多点时间考虑怎么回复她。」
──なるほど……。
——原来如此。
「ただ、弟や本当に親しい友人からのLINEは機内モードにしませんね。別に既読スルーでもOKだから。彼女以外でやるのはグループLINEですかね。既読は付けたくないんですが、みんなが何を話してるのかは気になるので」
「但是,和弟弟还有真的很铁的朋友一起聊天,就不会这样。就算已读不回都可以的。除了和女朋友聊天以外,有时还会有群聊。虽然不想被看到‘已读’,但还是会好奇大家之前都说了什么。」
──なぜ、グループLINEで既読を付けたくないんですか?
——为什么群聊也不想被看到已读?
「なんか返信が遅かったり、流れに参加しなかったらノリが悪いと思われる気がして……」
「回复迟了就加不进话题的时候也是有的,怕他们觉得我不好吧。」
──大変失礼な言い方かもしれませんが、ちょっと小さいというか、気にしすぎなのではないでしょうか?
——恕我失礼,你是不是有一丢丢太在意这件事情了呢?
「あ、それはわかってるんです。小さい男だってことは認めます。だけど気になっちゃうんですよね。例えばメッセージを読んだ後 “風呂入ってから返信しよう” と思うとするじゃないですか? それを忘れちゃって朝起きたりすると “やっちまったー!” てなるんです」
「我知道啊。我一直都被认为是个小气的男人,不过还是会在意已读这种事情啊。比如,有时候读完了消息想着‘先洗个澡再回复吧’,结果就忘了,第二天起来想起来,‘卧槽’!就会变成这样了。」
──ふーむ。ポジティブにいえば責任感が強いのかな……?
——积极地想,你这好像也是种责任感强的表现......?
「なんか、昔付き合ってた彼女とケンカして、とてつもなく重いLINEが来たんですね。メッチャ長い。それ読んで返信を打ってたら “無視?” みたいなメッセージがバンバン来て。あれがきっかけで、LINEに既読を付けない方法を検索しましたね」
「跟前女友吵架后,心情超沉重的时候,收到了LINE信息。消息超级长,等我读完了,想给她回复的时候,她就开始给我发一连串‘无视?’之类的消息,觉得我故意不回复。从案之后,我就特意去搜了如何让LINE不显示已读的方法。」
──それはちょっとわかる気がしますね。
——这么说我好像也能明白你了。
「LINEは便利ですが早過ぎて、僕の性格的にはメールの方が向いていたのかもしれません。みみっちい行為だとはわかっていますが、これからもLINEは機内モードで確認すると思います」
「现在说LINE方便为时过早了。以我的性格来说,我还是会倾向于选邮件。虽然我这行为是有点小气,但从此之后我还是会确认飞行模式再打开LINE的。」
率直な感想としては「気にしすぎ」この一言に尽きるが、こればかりは性格なので責めることはできない。個人的には既読スルーしてもされても気にならないが、世の中には既読を一定の責任感として捉えている人もいるようだ。
なお、機内モードにすれば着信済みのLINEは読めるが、新たなメッセージは受信できない。また、通常モードに戻した瞬間に既読が付くので「使ってみようかな?」という人は忘れないようにしよう。
简单来说,「太过在意」一句话就可以总结这次谈话,但是我们并不能因此而责怪他。个人来说,就算对方已读不回我也不会在意,但这世上也一定会有对「已读」抱有一定责任感的人。
如今,打开飞行模式可以读LINE消息而不显示「已读」,但不能收到新信息。另外,回到数据或者Wifi环境里的那一瞬间,对方就会看见你「已读」。我们也不能忘记会纠结「用不用这个模式好呢?」这类人群的存在。
「闇」とまでは言わないが、今回ご紹介した男性くらいになるとやはり健全とは言い難い。既読を付けたくない病……ある種の現代病なのかもしれない。
说不上是「阴暗」,不过和这次访谈对象一起生活的话,也很难说会让人觉得安心。
不想被看到「已读」的病,也许是一种新的现代病。