この映画を2回見た。中国語の名前は 釜山行 。ゾンビがいるホラー映画だが、単純なホラー映画ではなく、中から人生が見られるサバイバル・パニック映画だ。日本沈没のようなサバイバル・パニック映画はたくさんあるが、この種類の映画を見るのがこれが初めてだ。

  現代社会では人々が地位も財産も職業も違っている。日常生活ではマスクを被る人が多い。特に公衆場所にはマスクをかぶる人が多い。私もこのような場所では自分らしくないところがある。映画の中には大手会社の取締役とか金持ちとか高校生とか乞食とかみんな普段では絶対に1つの空間にいることがないが、サバイバル・パニック世界では皆単純な人間になる。どんなに地位が高くても、金持ちであっても乞食と同じように生き延びるためにがんばらなければならない。このような世界になると、マスクの下に隠されていた人の本性が見られる。普段では絶対に見られない悪も見られるし、見られない善も見られる。人々が本当の自分に戻れる。