例の言葉というのは人格者は言動に注意し、危険なところには近づかないということです、中国語の「君子不立于危墙之下」と同じ意味です。
では、なぜ君子は危険なところには近づかないだろう、危険を顧みず火の海に陥った人を助けに行く消防士もいると思えば、残虐な犯罪者を捕まえて、社会の安定を守るために、尊い命を危ない境地に置かせる警察官もいる。このような方々は君子と呼ばないわけがない、寧ろヒーローと言っても過言ではないであろう。
然し、上記のように他人を助け、または社会の安定を維持せんがため、自分の命の無視を余儀なくされた方々は尊敬されるべきだが。一方、自らの利益をばかり考えており、或いは無意識ながらに手放しの行為をしてしまい、自分を危険なところに陥れるに留まらず、他人さえに危機を引き寄せる切羽になることも後を絶たないだろう。例のことわざの中の「危うき」というのは後者のようなことだろうと私は思うのです。