1、教授法 (きょうじゅほう)
教育を効果的に行うための方法論であるが、言語教授法は、1、言語の本質を考察して、それをいかに教えるべきかを検討する基礎理論。2、人がどのように言語を習得するかを研究し、言語をより効果的に学習する方法を検討する学習理論。3、教材をどう扱うべきか、どのような手順で指導するべきかなど教授法を検討する指導法理論の3分野から成っている。教室内での授業は、3の指導法理論に基づいて行われるが、その具体的な指導方法は、基礎理論や学習理論で研究された仮説や原理を体系化した産物であるといえる。
『新・はじめての日本語教育 基本用語事典 新・はじめての日本語教育』