【译】连载 ラリルレ論 野田洋次郎 RADWIMPS #4

この日記を読み進めていく上で、RADWIMPSのメンバ—は幾度となく出てくる。僕の 生活に欠かせない存在だ。この半年間、まさに運命を共にする3人のことをまずは簡単に紹介する。

继续读着这个日记,RADWIMPS的成员会多次出现,他们是我生活中不可或缺的存在了。首先简单介绍下,在这半年间简直可以说是与我生命与共的三个人。

 まず桑原彰。我がバンドのギタの担当。かれこれ15年の付き合い。もう人生の半分か。

首先是桑原彰,是我们乐队的吉他手。和他相伴已经有15年了,已经占我人生的一半了。

ぽっちゃり。最近は割り切ってそれを「個性」と呼んではばからない。なんともたくましくなったものだ。7年くらい一生懸命ダイエットをしてぴちぴちのスキニ—を穿き、飯に誘っても「もう6時過ぎてるから食べれないよ」と真顔で言っていたあの時の桑に今の姿を見せてあげたい。「無駄だよ」と。

胖胖的,最近可以毫无忌惮的称之为“个性”,真的变壮了。大约七年前,他拼命地节食,穿上绷的紧紧的牛仔裤,即使面对着美食的诱惑也郑重其事地说:“已经过了6点,不能再吃了。”真想让的那个时候的桑看看他现在的身姿,一定会说“真是白费劲了啊”。

 彼にはじめて出会ったのは高校1年になりたての4月。当時桑原は同じ中学のメンッで中学 の卒業イベントに出るためにバンドを結成していた。俺はそのバンドのメンバ—の一人と友達 で(これだけでも膨大なストーリーになるから色々割愛する)、僕も音楽をやっていると伝えると 「聴かせてよ」と言われ彼の家で弾き語りでオアシスの歌を唄うことになった。

第一次认识他是在刚上高中的4月。当时桑原和他的校友们为了在初中的毕业活动上表演而组成了乐队。我和那个乐队的一名成员是朋友(这其中的故事太长了,在此略过),得知我也在玩音乐后,他说:“让我也听听”。于是我便在他家用独奏独唱唱了绿洲乐队的歌。

するとそいつは俺に気付かれないように他のメンバーにケータイで電話をかけて俺が歌ってる声を聞かせていた。歌うまいね、みんなも聞いてたよ、とあれよあれよという間に俺はバン ドに合流することになった。俺も小学校の時からいつでも歌うのは一人だったから素直にその 誘いは嬉しかった。

于是那个家伙趁着我没注意的时候,给其他的成员打电话,让他们听到我唱歌的声音。“唱的不错嘛,大家都听到了哟~”因此我也稀里糊涂地成为了乐队的一员了。我从小学的时候开始一直都是自己一个人唱歌,所以收到这个邀请真的特别开心。

桑原はその初期メンバーの中では一番目立たないやつだった。 小さくて、 ふっくらして、 育ちがよくて、 周りに譲るようなタイプ。 他のメンバーは俺をはじめアクの強いのが揃っていたせいもあるだろう。

桑原是早期成员中最不起的家伙。个子小小、胖乎乎、长得还不错,会和周围的人谦让的那种类型。也许是因为其他的成员都是强烈地以自我为中心的缘故吧。

メインギターのYは高校生ながら何度も飲酒で捕まり、 挙げ句バイクで事故って3ヶ月の重傷になってライブを飛ばすようなやつだった。 その時期は仕方なく一人少ない状態でライブをやった。

主吉他手Y虽然是高中生,但是因为多次喝酒被抓,结果因为骑摩托出事故重伤3个月导致演出都没法参加了,那时候没办法只有在少一个人的情况下开演唱会。

ドラムのSは免許取得に情熱を燃やし将来はヘリの免許を取ってアメリカで農薬を撒く仕事に就きたいと息巻いていた。 当時みんなが思った。 「なんでバンドやってるの? 」 と(あまりにまっすぐで言えなかったけど) 。

鼓手S对取得驾照充满热情,扬言道将来拿到直升机执照要去美国撒农药。当时大家都想,“为什么要办乐队?”(不能说的太直接)。

ベースのAくんは23歳でなお高校に通い続ける、 他の説明は不要なくらいイカしたやつだった。 熱烈なクリスチャンでバイクに乗る前、 ライブ本番前、 いつでもイエスへのお祈りを欠かさないナイスガイ。 ちょいちょい噓を小出しにするため、 「自分は9人兄弟の11人家族だ」 と何度も言われたがメンバーの誰一人信じることなく、 まーた言ってるよと笑っていた(その後美魔女ブームが訪れ、 子だくさん美人ママ特集みたいなテレビ番組でAの家族が全員出ていた。 満面の笑みでテレビ画面いっぱいに映るAくん。 ほんとうに11人家族だった。 ごめん、 Aくん) 。

贝斯手A君23岁了还在上高中,其他的说明也没有很必要了。他是个狂热的基督教徒,在骑摩托车前、现场演出前,随时都可以向耶稣祷告自己是一个不可欠缺的好人。每次都说“自己有9个兄弟,家里有11个人”,但是大家都不相信,说着大家都笑了。(之后美魔女热潮到了,有一期孩子们和美人妈妈的电视特辑,A的全家都来了,电视画面里A君的满面笑容。真的是有11个人的家庭。对不起,A君)。【翻译菌PS:美魔女是日本一个很有趣的电视,出了很多40多岁但是超级年轻貌美的妈妈】

そんなわけで個性ぶっとぶ初期メンバーの中で桑原は一番オーソドックスな、 一番頼れる、 一番真っ当なキャラクターをしていた。

だらしないメンバーは僕も含め日替わりでスタジオに遅刻する。 彼はいつでも一番最初にきて他のものたちに説教するのであった(今となっては一番遅刻するのは桑原だ〈俺の次に〉 。 変わるもんだのう、 しみじみ)。

因此,在个性突出的早期成员中,桑原是最具代表性的,最可靠的,最认真的性格。

包括我在内的懒散的成员,基本每天去工作室都迟到。他也一直是最早到的,也是最初都说教别人(现在最爱迟到的就是桑原了<除了我以外>。深刻的感觉到,人都是会变的啊)

お金のない僕はしょっちゅう彼にスタジオ代を借りていた。 出世払いで返すから、と。 なんでそんなにバイトもせずお金持ってるの? と桑原に聞くと、 「親戚が多くてお年玉いっぱいもらうから」 と言っていた。 たぶん単純にお金持ちの家なんだと思った。

没钱的时候我经常向他借工作室的费用。说等出名了就还。我问他,“为什么你一直不打工还有钱?”桑原听到说,“我家亲戚很多,可以收到一大笔压岁钱”。我想这大概就是单纯的家里有矿(钱)吧。 

しかしながら演奏の面ではなかなか個性が見えてこず、 いつも桑のギターはみんなの陰に埋もれる印象があった。 彼の愛器はハワイ で買ったという赤のレスポールジュニア。 それにBOSSのオーバードライ ブのエフェクターが彼のスタイルだった。 俺がいつも「音がぺらぺらだよ、 違うギターも買ってよ」 と言っても頑として譲らなかった。「俺にはこの音だ」 と。 結局ファーストアルバム はあのギター一本で録ったんじゃないかな。 デビューした後くらいに改めて謝られたことがある。 「ごめん、 今聴くとあの音ダサいわ。 なんか分からなかった当時は」 って。 全然いいよ、 俺も一緒。

但是他在演奏方面却没什么个性,所以总是给人一种桑君的吉他被大家掩盖的印象。他的爱器是夏威夷买的红色Gibson Les Paul Jr。再加上BOSS的over-drive的效果音是他的风格。虽然我一直说“声音很平淡,你买一把不一样的吉他吧”,但他还是坚持不让,说“对我来说就是这个声音”。结果第一张专辑应该就是用那把吉他录的吧。出道后桑君向我道歉,“对不起,现在我听了那个音效,当时我什么都不懂。”完全没有关系哦,我也一样。

彼は高校2年の終わり、 突然高校を辞めた。

その前年夏のバンド全国大会で優勝したのが、 すべての要因らしい。 彼は悟ったのだその時、 このバンドが俺の人生だ。 このバンドをやるために俺は生まれてきたのだ、と。

当時の事務所の社長と僕は彼のために一席もうけて、 5時間くらいかけて必死に説得した。 この世間知らずで向こう見ずな若者に世間の厳しさ、 高校に通うことの意義を切々と説いた。

他在高二结束的时候,突然退学了。

上一年夏季乐队在全国比赛上获得冠军似乎是一切的原因。就在那时,他顿悟了,这个乐队就是我的生活。他说,我就是为了搞这个乐队生的。

当时办公室的社长和我为了留下他,花了5个小时的时间拼命地说服他。我向这位不懂事鲁莽的年轻人强调这个世界的严酷和高中的意义。

勉強しなくたって、 友達が面白くなくたっていいじゃないか。 行ってる間に何かみつかるさ。 たかがアマチュアのバンド大会で優勝しただけ、 メジャーで契約が決まったわけでもない、 給料をもらいはじめたわけでもないこの段階で学校をやめるというのはいくらなんでも焦りすぎだ。 彼は真剣に聞いてくれた。 深く頷いた彼を見て僕らは胸をなで下ろし、 その日は別れた。

即使不认真学习,觉得学习没有兴趣也没有关系,只有学下去总会有收获的。只是在业余的乐队大会上获得了冠军,并没有在职业赛上签过合同,也没有开始领工资,在这个阶段放弃学业实在是过于着急了。 他很认真地听我说。 看到他深深地点了点头,我松了一口气,那天我们分开了。

翌日、 彼は学校をやめた。

もう何も言う気にならなかった。 少しだけ嫌いになった。 少しだけ、 ね。

でも結局その後僕が大学に入ったあとも桑原とだけバンドを続けたのは彼にはもう何も残されていないと知っていたからだ。 恨まれて数年後突然街中で刺されてもたまったもんじゃない。 結果的にその捨て身の大ジャンプが功を奏したのだ。

桑原、 あの頃のハングリーさとギターへの情熱を、 今も持っているかい。

第二天,他就退学了。

我已经没心思说什么了。 甚至变得有点讨厌他, 就一点点。

但是后来,在我进入大学后,得知了桑原的乐队已经什么都没留下了。 如果被桑君怨恨几年后,突然在街上被刺死也不算什么了。 结果,当初那个不顾一切的大跳跃奏效了。

桑原,你至今还保留着当时的求知若渴和对吉他的热情吗?

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