見方によれば三国志は、一つの民俗(みんぞく)小説ともいえる。三国志の中に見られる人間の愛欲(あいよく)、道徳(どうとく)、宗教(しゅうきょう)、その生活、また、主題(しゅだい)たる戦争(せんそう)行為(こうい)だとか群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の状などは、さながら彩(いろど)られた彼の民俗絵巻(えまき)でもあり、その生生動流(どうりゅう)する姿は、天地間を舞台として、壮大(そうだい)な音楽に伴って(ともなって)演技(えんぎ)された人類(じんるい)の大どらまとも観られるのである。
如果换一个角度来看,《三国志》又可以说是一部民俗小说。作品中反映出的人间爱欲、道德、宗教、生活,还有作为小说主线贯穿首尾的战争这一主题以及群雄割据等等,无疑就是一副浓墨重彩的民俗画卷,那充满朝气、奋励不止的众生相,便可以看做是以天地为舞台、伴以雄壮音乐而上演的一出人间大戏。
見方:みかた 看法
二人の見方は全然違う
立場は違うと見方も違う
見方によれば:换个角度来看的话
さながら:宛如,好像,如同
そこの景色(けしき)はさながら絵のようだ
さながら夢を見る心地(ここち 心情) 犹如做梦般的心情