日语共读
窗边的小豆豆
黑柳彻子
一份童真和不带世俗的纯净
宜
欢喜
悲伤
忌
皆さん、こんばんは。今天继续由主播kuri为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~
-窗边的小豆豆-
《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。
这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。
《窗边的小豆豆》(36)
「こわくて、くさくて、おいしいもの、なあに?」
このナゾナゾは何度やっても面白いので、トットちゃん達は、答えを知ってるのに、
「ねえ、“こわくて”っていう、あのナゾナゾ、出して?」
と、お互いに出しあっては、よろこんだ。答えは、
「鬼か、トイレで、おまんじゅう食べているところ」
“又可怕、又臭、又好吃的,是什么?”
这个谜语,小豆豆他们已经猜了好多遍,但仍然觉得非常有趣。大家明明知道答案,但还是说:
“哎,那个‘又可怕……’的谜语,猜猜看?”
这样互相出谜语来猜,大家都觉得很开心。谜底是:
“鬼在厕所里吃包子。”
というのだけれど。
さて、今晩のトモエの“肝試し”は、こんなナゾナゾみたいな結果になった。
「こわくて、痒くて、笑っちゃうもの、なあに?」っていう風に。
講堂にテントを張って野宿した、あの晩、校長先生が、
「九品仏のお寺で、夜、“肝試し”やるけど、お化けになりたい子、手をあげて!」
といって、男の子が七人くらい、きそって、オバケになる、ということになっていた。
今日の夕方、みんなが学校に集まると、オバケになる子は、思い思いに、自分で作ったオバケの衣裳を用意して、
「こわくするぞー!!」
今天晚上巴学园的“试胆量”活动,结果就像这个谜语那样:
“又可怕、又痒、又好笑的,是什么?”
在礼堂里搭帐篷露营的那个晚上,校长先生说:
“晚上要在九品佛的寺庙里,做一个‘试胆量’的活动,想做妖怪的人请举手。”
顿时,大约有七个男孩争着当妖怪。结果,当天傍晚,大 家集中到学校里的时候,要当妖怪的男孩们拿出各自做的妖怪衣服,说:
“这回可要吓你们一大跳啦。”
とかいって、九品仏のお寺のどこかに、隠れに行った。
後の三十人くらいの子は、五人くらいずつのグループに分かれて、少しずつ時間をずらして学校を出発し、九品仏のお寺とお墓を回って、学校まで帰って来る。つまり、
「どれだけ、こわいのを我慢できるかの“肝試し”だけど、こわくなったら、途中で帰って来てちっともかまわない」
と、校長先生は説明した。
然后妖怪们就埋伏到九品佛庙里的某个地方了。剩下大约有三十个孩子,五个人分成一组,大家错开时间,一组一组地分别从学校出发,到九品佛寺庙和墓地里转上一圈,再回到学校来。校长先生解释说:
“这是为了试一试大家能够忍受多大的恐惧,虽说是‘试胆量’活动,但如果害怕了,中途回来也没有关系。”
トットちゃんは、ママから懐中電灯を借りて来た。「なくさないでね」とママは言った。
男の子の中には、「オバケをつかまえる」といって、蝶々を採るアミとか、「オバケを、しばってやる」といって、縄を持ってきた子もいた。
校長先生が、説明したり、ジャンケンでグループを決めているうちに、かなり暗くなってきて、いよいよ、第一のグループは、「出発していい」ということになった。
小豆豆从妈妈那里借来了手电筒,妈妈说“不要弄丢了”。男孩中有的说“要抓住妖怪”,带来了捉蝴蝶的网,也有的说“要绑住妖怪”,带来了绳子。
校长先生说完以后,大家猜拳来决定分组。忙忙乱乱之中,天色暗了下来。终于到了第一组出发的时间。
“可以出发了。”
みんな興奮して、キイキイいいながら、校門を出て行った。そして、いよいよ、トットちゃん達のグループの番になった。
(九品仏のお寺に行くまで、オバケ出ない、と先生はいったけど、絶対に、途中で出ないかな……)とビクビクしながら、やっと仁王様の見える、お寺の入り口に、たどりついた。
夜のお寺は、お月様が出ていても、暗いみたいで、いつもは広々として気持ちのいい境内なのに、今日は、どこからオバケが出て来るか判らないと思うと、もう、トットちゃん達は、こわくてこわくて、どうしようもなかった。だから、ちょっと風で木が揺れると、「キャーッ!!」。
足で、グニャッとしたものを踏むと、
「出たア!」。
しまいには、お互いに手をつないでいる相手さえも、(オバケじゃないか!?)と心配になったくらいだった。
大家非常兴奋,唧唧喳喳地跑出校门。接着,一组一组地,终于轮到了小豆豆他们这一组了。
“虽然老师说过,在去九品佛的路上不会有妖怪出现,可是真的不会出现吗?”
大家提心吊胆地走着,总算到了庙的入口处,看到了哼哈二将的塑像。晚上的寺庙里,虽然有月亮,但也显得很昏暗。平时寺庙宽阔的院子让人觉得心旷神怡,可是今天晚上,不知道会从什么地方钻出妖怪来。孩子们一想到妖怪,不由得心惊胆战,却又不知该怎么办。风轻轻地吹动一下树梢,大家就惊得“啊”一声大叫,脚下踩到一个软绵绵的东西,也大叫:“妖怪来了!”最后,连手拉手的同伴们,也互相怀疑:“是不是妖怪呢?”
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今日主播
kuri
主播:kuri
小编:tsuki酱
责编:日语之声