人気アニメの舞台になった地をファンが訪れるのを「聖地巡礼」というそうだ。軽音楽部の女子高校生を描いた「けいおん!」の場合は、滋賀県豊郷(とよさと)町にある旧校舎だ。見学だけでなく高校生による演奏会まで開いたというから、かなりの盛り上がりである。商店街や神社など作品によって聖地は多様だ。「仮想」の世界であるアニメを、頭のなかで「現実」に重ねて楽しむのだろう。一方、スマホのゲームでは二つを融合する試みが始まった。「ポケモンゴー」である。海外で人気を博し、近く日本でも遊べるようになるという。架空の生き物であるポケモンが世界中のあちこちに潜んでいるとの設定で、近づくとスマホが振動する。画面のなかで捕獲できる。さながら昆虫を集める感じだろうか。現実のなかに仮想を息づかせる。現実に幅をもたせるという意味で「拡張現実」とも呼ばれる。もっとも、現実には危険もある。米国では、ポケモン探しの画面に気を取られて交通事故にあった人もいる。日本の政府は早くも「歩きスマホは×」など注意喚起を始めた。ゲームの作り手も注意してほしい。危ない場所にポケモンを生息させないよう。ゲームではなく人工知能(AI)の専門家からこんな懸念を聞いたことがある。「もし魅力的なAIに、人々が恋をし始めたらどうなるか」。夢中になること、ポケモンの比ではないかもしれない。ゲームでもAIでも「仮想」とどう付き合うべきか。避けては通れない時代になってきた。
翻译:粉丝访问人气动画的故事舞台被称为“圣地巡礼”。描写了轻音乐部的女高中生的动画《轻音少女》里的舞台是滋贺县丰乡町的某个旧校楼。粉丝不仅仅来参观,还有高中生举办演奏会,非常热闹。圣地根据作品的不同,也有商店街或者神社。把动画这一“假想”世界和“现实”重叠是非常有趣的吧。此外,手机游戏也开始尝试两者的融合了,就是《宝可梦GO》。听说在海外人气暴涨,而最近日本也快能玩到了。游戏的设定为架空生物宝可梦们隐藏在现实世界的各个地方,而一旦接近手机就会震动。从画面里进行捕捉。就好像收集昆虫一样。现实之中隐藏着假想。因为对现实进行了扩展也被称为“现实扩张”吧。然而,现实是残酷的,在美国也有人沉迷于发现宝可梦而发生交通事故。日本政府也一早就提醒大家“不要边走边玩手机”。游戏制作方也要注意这一点,不在让宝可梦潜藏于危险的地方。并非游戏,而是从人工智能(AI)的专家那里听到了这样的当心“要是日本爱上了富有魅力的AI该怎么办。”要是真的迷上了可不是宝可梦能比的。无论在游戏里还是面对AI,我们应该如何和“假想”相处,这是我们这个时代不能逃避的问题。
解说:“圣地巡礼”这一词在动漫迷中很熟悉,今年来日本的不少现实动画都以一些远离东京都和大城市的小地方为故事舞台,插入各种真实的场景来拉动地方旅游业的发展。而各个地方也以海报,雕像,周边售卖等形式来迎接粉丝的到来,比如《那花》就一群马县秩父市为舞台,一度在社会学中都成为了被研究的案例。圣地巡礼在日本古已有之,日本在江户时代引入了类似中国明代的户籍管理制度,各个藩的住民去外藩都收到很严格的限制,但是唯独去宗教场所,比如说日本的伊势神宫等地是不受大的限制的,所以到伊势神宫去参拜,名为宗教活动,实际是借机旅游出门走走。而今天的“巡礼”也就从宗教意义上脱离,变成了类似于去旅游的代名词。
宝可梦相关情参照另外一文。