二、考题解析
【教案】
一、授業の目標
知識目標:迷惑の受身表現の意味と使い方を習得する。
能力目標:迷惑の受身表現を正しく使うことができる。
情感目標:日本語を勉強する意欲を高める。
二、授業の重点と難点
授業の重点:迷惑の受身表現の意味と使い方を習得する。
授業の難点:迷惑の受身表現を正しく使うことができる。
三、教具
マルチメディア
四、教授法
タスク教授法、シチュエーション教授法
五、授業のプロセス
(一)導入
「皆さんは毎日日記を書いていますか」「日記にどんなことを書いていましたか」について、学生とやりとりをして、佐々木さんの日記「ついていない1日」を導入する。
(二)プレゼンテーション
学生は文章を読んでもらい、分からない文を探して、以下の例文を出す。
寮に帰る時、雨に降られて、体が冷えてしましました。
何日もかけて準備して一生懸命発表したのに、三田君にあくびをされました。
何かの原因で途中からお湯を止められ、風邪を引いてしまいました。
学生に2分をあげ、以上の受身文を能動文にする。
寮に帰る時、雨が降りました。→寮に帰る時、私は雨に降られました。
三田君はあくびをしました。→私は三田君にあくびをされました。
お湯を止めまして、風邪を引いてしまいました。→私は何かにお湯を止められ、風邪を引いてしまいました。
例文をよく観察して、この前の授業で習った受身文と同じかどうかを考えてもらって、文型をまとめてみる。
Aが(は)BにV自(ら)れる
Aが(は)BにCをV他(ら)れる
A:主語;B:動作実施者;C:動作の対象
迷惑の受身表現は、自分が被害や迷惑を受ける場合によく使われる。
自動詞は述語となる場合、B(動作実施者)が省略できず、他動詞は述語となる場合、B(動作実施者)が省略できる。
(三)練習
絵を見ながら文を作てみる。
例:
1. わたしは大好きな猫に死なれました。
2. わたしはだれかにドアを閉められました。
3. わたしはだれかに電気を消されました。
(四)応用
自分の家族のことを振り返って、迷惑の受身表現を使って物語を作ってもらう。皆の前で発表する。
例:
食事をしている時、いとこにテーブルの上に立たれて、困りました。
勉強をしているのに、いとこに私の部屋に入られて、嫌でした。
私が怒ったら、いとこに大きな声で泣かれて、大変でした。
(五)まとめと宿題
1. まとめ
学生と一緒に授業の内容、迷惑の受身表現をまとめる。
2. 宿題
新しい文法を使って、今日の出来事を日記で書く。
六、板書のデザイン