美国、爱荷华州大学迪特玛博士进行了一个实验。他在每边为30cm,深56cm的装有砂子的木箱里种植一株黑麦。
连续四个多月给他浇水。
于是,黑麦虽然长得很贫弱,但能够发芽。
然后,将木箱拆掉,去除根部的砂子,测量根的长度。
发现其总长可以达到一万一千二百千米
木箱是黑麦背负的宿命。人生与此相同,我们作为人要接受在这片土地上天生就有的命运。
要接受自己的命运和宿命应该怎么办呢。
答案只有一个,那就是活下去。
无论怎样都要活下去,不让自己生命枯萎。
即使难以忍受,即使艰辛也要活下去,这是黑麦教给我们的。
1本のライ麦
「人生の目的」五木寛之
アメリカ、アイオワ州大学ディっドマー博士の実験。
広さが30cm四方、深さ56cmの砂の入った木の箱に一本のライ麦の苗を植える。
そして四ヶ月あまり水をやって育てる。
するとライ麦は貧弱な姿ではあるがとにかく育つ。
次にその木の箱をこわし、根の砂を落とし、根の長さを計ってみる。
するとその総延長は一万一千二百キロメートルに達していた。
木の箱はそのライ麦の背負った宿命。人生もそれと同じようなもので、私達は人間として地上に生まれた大きな運命を受けている。
自己の運命・宿命を受け入れた上でどうするか。
答えは一つ、生きること。
何とか生きる。自分で命を投げ出して枯れたりせず生きる。
みっともなくても、苦しくても生きる。ライ麦はそれを教えてくれる。