【日语共读】窗边的小豆豆(26)


日语共读

窗边的小豆豆

黑柳彻子

一份童真和不带世俗的纯净

欢喜

悲伤

皆さん、こんばんは。今天继续由主播王小旺为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~

-窗边的小豆豆-

《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。 

这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。

《窗边的小豆豆》(26)


それ以来、落語を聞くのは、パパとママが留守のとき、秘密に、ということになった。噺家が上手だと、トットちゃんは、大声で笑ってしまう。もし、誰か大人が、この様子を見ていたら、

「よく、こんな小さい子が、この難しい話で笑うな」

と思ったかも知れないけど、実際の話、子供は、どんなに幼く見えても、本当に面白いものは、絶対に、わかるのだった。

从此以后,小豆豆想听落语的时候,只能趁着爸爸妈妈出门后,悄悄地偷着听了。如果艺人说得很有趣,小豆豆就会哈哈大笑。要是哪个大人看到这幅景象,大概会哿陉“这么小的孩子,能听懂这么难的话吗?”但是,实际上,小孩子不管看上去有多么小,对真正有趣的事情,是绝对能够听懂的。

 

今日、学校の昼休みに、

「今晩、新しい電車、来るわよ」

と、ミヨちゃんが、いった。

ミヨちゃんは、校長先生の三番目の娘で、トットちゃんと同級だった。

教室用の電車は、すでに、校庭に六台、並んでいたけれど、もう一台、来るという。しかも、それは、「図書室用の電車」と、ミヨちゃんは教えてくれた。

みんな、すっかり興奮してしまった。そのとき、誰かが、いった。

「どこを走って学校に来るのかなあ……」

これは、すごい疑問だった。

ちょっと、シーンとしてから誰かがいった。

今天,午休的时候,美代告诉大家:

“今晚,会有一辆新的电车,到咱们这儿来!”

美代是校长先生的三女儿,和小豆豆是同班同学。

校园里已经摆了六辆当教室的电车,现在又要再来一辆了,而且,听美代说,这一辆是“当图书室的电车”。大家立刻兴奋起来,不知谁说了一句:

“电车是从什么地方跑到学校里来的呢?”

这真是一个很棒的问题。

孩子们静了一会儿,然后有人说道:

 

「途中まで、大井町線の線路を走って来て、あそこの踏切から、外れて、ここに来るんじゃないの?」

すると、誰かが言った。

「そいじゃ、脱線みたいじゃないか」

もうひとりの誰かが言った。

「じゃ、リヤカーで運ぶんじゃないかな?」

すると、すぐ誰かが言った。

「あんなに大きな電車が、乗っかるリヤカーって、ある?」

「そうか……」

と、みんなの考えが止まってしまった。確かに、今の国電の車輌一台分が乗るヤリカーもトラックだって、ないように思えた。

と、トットちゃんは、考えたあげくに、いった。

「路線をさ、ずーっと、学校まで敷くんじゃないの?」

誰かが聞いた。

“我想它是先走大井町线的铁路,然后在道口的地方拐向咱们学校。”

于是,有人接口说:

“这么说,它就像是脱轨的那样子啦?”

又有一个说:

“也许是用拖车运来的吧?”

但是立刻有人提出质疑:

“你觉得有那么大的拖车吗?能装得下电车?”

“这个嘛……”

大家再也想不出还有什么办法了。确实,能够装得下那么大电车的拖车或卡车什么的,只怕还没有呢。

 

「あのさ……」

「どこから?」

「どこからって、あのさ、今、電車が、いるところから……」

トットちゃんは、いいながら、(やっぱり、いい考えじゃなかった)と思った。だって、どこに電車があるのか、分からないし、家やなんかを、ぶっこわして、まっすぐの線路を、学校まで敷くはず、ないもの、と思ったからだった。

それから、しばらくの間、みんなで、「ああでもない」「こうでもない」と、いいあった結果、とうとう、「今晩、家に帰らないで、電車が来るところを、見てみよう」ということになった。

“噢,我想是……”

小豆豆想了半天,终于有了一个主意:

“会不会是把电车的铁轨一直铺到学校来?”

有人问:

“从哪里开始铺呢?”

“从哪里?嗯,我想,就从电车现在停的地方……”

小豆豆虽是这么说,但心里也觉得这似乎并不是个好主意。

因为,并不知道电车现在停在哪里,而且,要是笔直地把电车轨道铺到学校来,那就要把沿途房屋什么的都拆掉,这不大可能吧。

于是,大伙儿说了半天,觉得这个也不对,那个也不对,最后,大家决定:

“今晚不回家了,我们就在这里看电车是怎么来的。”


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今日主播

王小旺

主播:王小旺

小编:tsuki酱

责编:日语之声

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