就職ガイダンスを一日で辞めて、三人で車中泊をしながら県外のライブハウスに出て、先生になるのを辞めてCDを作って、そしてついにデビューした。やがて、私達の歌詞や音楽は何万人のものになり、テレビやラジオからも羽ばたいていくようになった。それはとても幸せで貴重な経験でもあったが同時に遠くへいってしまった自分を追いかける必死さもつきまとった。二〇一一年秋、気がつけばバンドを脱退していた。何者でもない私を朝はいつもと同じように迎えてくれた。また高校時代の自分に戻っていた。だけど、昔と一つ違ったのはこの孤独は自分で選んだものだということだった。
就职指导参加了一天就不去了。三个人坐在行驶的车里前往县外的livehouse。放弃了当老师,而去制作CD,这之后终于出道了。逐渐我们的歌词和音乐有几万人所知道,并开始活跃于电视和广播中。那是非常幸福和宝贵的经验,同时越走越远,拼命地追逐自己。2011年秋天,退出了乐队。什么人都没有,每个早上迎接来同样的我。还是想回到高中时的自己。可是我一直错误的认为这种一个人的孤独是自己的选择。
作者:高橋 久美子
书名:「いっぴきのあなたへ」
出处:『いっぴき』(ちくま文庫)の刊行に際して